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強みを見つける方法

ここで一つだけ忘れてはいけないことは、仕事を任せるときには一人ひとりの"強み"に焦点を結びつけることです。この"強み"とは何でしょうか?「あなた の強みは何ですか?」と聞かれて明確に答えられる人は少ないと思います。なぜなら、強みは自分の心よりもっと深い深層心理のみ知る事実だからです。この深 層心理を"魂"と名づけて話を進めていきます。

仕事が一番楽しい時は、「魂」=「心」=「行動」の時ではないかと思います。近年はこのバランスを崩して、体に変調をきたしたり、心を病んだり、命を絶ったりする人が増えています。
これは、「魂」≠「心」の状況を無理して仕事を続けたことに起因するのではないでしょうか?

私自身、一度だけ「魂」≠「心」の仕事を経験したことがあります。自分に向かない管理的であり細かい仕事を任されたのですが、一向にやる気がでずに、しま いにはミスが目立ちだし、自分で自分を責め始めました。このまま自分を責め続けても精神を病むだけと思って、この時は転職を決意しました。

「魂」≠「心」の仕事ほど危ないものはありません。心身ともに病みますし、命まで奪うことがあるのです。マネジャーは部下を間違えた方向に追いやらないように細心の注意が必要です。

そのためには、「魂」=「心」の仕事を見つけてあげることです。つまり、「会社の成長」=「部門の成長」=「個人の成長」=「行動」=「心」=「魂」とな る仕事を見つけてあげることです。100%の仕事がこの方程式通りになるとは思っていませんが、このツボを見つけてあげることが、部下のやる気を引き出 し、成長を加速し、組織として成果をだすことだと思います。

「魂」=「心」の状況、つまり「仕事」=「強み」となっている状況を構築するためには部下の「強み」を探さなくてはなりません。「さあ、才能(じぶん)に 目覚めよう」(マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン著 日本経済新聞出版社 2001年)によると、部下の強みを把握するためには、部下に聞くしかないそうです。

200万人にインタビューして部下の個性を見抜く力を備えているマネジャーの回答が、「部下次第」という回答だったそうです。当たり前といえば、当たり前です。部下の「魂」の叫びを上司が把握できるわけがありません。部下も「魂」の叫びを理解できない人がほとんどなのですから。

ただし、「魂」と会話をする方法があります。これは、仕事を通して会話ができます。自分がやっていて楽しい仕事、充実感を持った仕事、もっともっとやりた い仕事がこれにあてはまります。自分自身も仕事にはまっているときは時間を忘れて没頭しています。

この没頭が「魂」の信号だと思います。私もこの本を書いている時間は、深夜のファミレスで冬なのに汗を流して集中しています。寝ているときに文章の構成を考えています。楽しいのです。ここでは、自分の「魂」の 信号、「強み」を知るための質問で括りたいと思います。

  • Q1)これまでの職業人生・プライベートで一番成功した体験は何ですか?
    それはなぜ成功したと思いますか?具体的に教えてください。
  • Q2)これまでの職業人生で自分の力を最大限に発揮できたと感じたのはどんな時ですか?
    それはどんな能力ですか?具体的の教えてください。
  • Q3)これまでの職業人生で一番誉められてうれしかったことは何ですか?
  • Q4)他の人と同じように仕事をして、他の人よりうまくいくことは何ですか?
  • Q5)他人から「上手だね!」「すごいね!」と褒められることはどんなことですか?
  • Q6)あなたにとって自分で自信があるところはどこですか?
  • Q7)学習していて一番楽しいもの何ですか?
  • Q8)時間を忘れて没頭できる仕事は何ですか?
  • Q9)やってみて、一番問題意識を持つ仕事は何ですか?
  • Q10)さあ、あなたの強みは何だと思いますか?

一度、じっくり「魂」と会話をしてみてはいかがでしょうか。

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