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評価結果と報酬制度の関連性を弱める

ここでは、評価結果を報酬に結びつける方法を解説してきます。

成長シート(評価シート)では、一次評価⇒二次評価を実施して、S〜Dまでの7段階評価(S、A、B+、B、B−、C、D)するまでを説明しました。事業年度は、4月〜翌年3月であることを前提として、評価結果をどう報酬に結びつけていくかを説明します。

1.評価サイクルが1年の場合

あえて、賞与考課と昇給考課を分けなくてもいいと思います。年に1度評価したものを賞与考課と昇給考課にすればいいでしょう。ただ、2点考慮しなければならない点があります。ひとつは、昇給時期との兼ね合いです。3月末までの実績を確定して、成長シートに記入して1次評価・2次評価とやっていたのでは、昇給時期がどんどん遅くなります。

また、昇格も1年前の評価結果を使って判断するのでは、間延びする感があります。よって、2月ごろに見込みの数字・達成度・成長度合いなどを考慮して、評価を確定する方がいいでしょう。

2.評価サイクルが6ヵ月の場合

こちらは、大分すっきり運用できます。賞与考課は年2回の評価結果を使えばいいです。タイムラグもあまりないでしょう。少々難しいのは昇給考課です。これは、【図表】にもあるように、前年の下期評価と今年の上期評価をつかって給与考課を確定していきます。流れを簡潔に説明します。

ステップ1)賞与考課を点数化

以下のように、賞与の考課を点数化します。ここでは、B+を3.5点としていますが、B+・B−の重みについては各社の考え方で運用してください。S〜D評価まで1点刻みでも構いません。

【賞与考課の点数】

賞与考課
S
A
B+
B
B-
C
D
点数 5点 4点 3.5点 3点 2.5点 2点 1点

ステップ2)2回の賞与考課の点数を足し合わせる

2回の賞与考課の点数を単純に足すだけです。上期:B(3点)+下期:A(4点)=7点となります。

ステップ3)合計点から昇給考課を決定する

昇給考課も相対評価で決定します。2回の賞与考課点数の合計から、以下のような参考値を使って昇給考課を決定します。昇給考課はS〜Dの5段階を考えています。賞与と違って、段階を多めに設定する必要はないでしょう。給与は下がらないことが大事だと思います。また、この分布もS・A評価に偏っていますが、平均より高い評価を与え、動機付けたいからです。

【給与考課分布の参考値】

昇給考課
S
A
B
C
D
昇給考課分布の参考値 5% 25% 55% 15% 若干名

これで、賞与考課・昇給考課が決定するので、最後の報酬を決定するスキームに入っていきます。

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