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2億円のキャッシュフロー改善

ある年度末に近い日、社長に対して最終報告が終了した。

その社長は2代目であるが、創業者がビジネスモデルを作ったので、そのビジネスを20年間やり続けた人である。人はいいが、余り社長というタイプではない。

今回のコンサルティングは、後継者育成がテーマであったが、それ以上にビジネスそのものを変えるという大きなテーマに発展した。

最終報告は、社長の長男である専務が行った。

以前の専務は、社長に対して意見することはほとんどなかったが、専務も自信に充ち溢れ、最終報告としても特に緊張している様子はなかった。

社長への報告内容

  • 1年間で2億円のキャッシュフローが改善した(主に在庫の2億円減少)
  • メイン製品の牛肉のブロック加工の比率が、64%⇒45%に減少
  • 残業代の削減が、3000万円/年
  • 最終の収益は赤字3000万円であるが、来年からは黒字化が実現できる
  • 若手係長の成長が何よりも財産

社長の反応は上々で、時々顔を赤くしながら喜んでいた。少し目頭が熱くなってい様である。社長は本当にいい人だ・・・ただ、いい人だからできなかった改革が山積していた。

ビジネスの変革に1年かかった。
社長の理解を得るのに半年かかった。

正直言ってほっとした。今回のコンサルティングは、余りの組織風土の悪さに手を焼いた。現場と経営幹部の信頼関係から回復していかなければならなかった。

来年は、必ずや専務が中心となって改革を進め、黒字を出せるという確信を持って、私は失礼した。(その後の報告で、ちゃんと計画を達成して黒字化している)

【ご注意】
登場人物・企業・取扱商品は架空
変革の実施事項は、できるだけ忠実に紹介していこうと考えています。

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