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組織風土の改革に着手(2)

「パン!パ〜ン!」
送別会に呼ばれた本人は顔を抑えてびっくりした様子。送別会は始まった。

本人は、最初何が始まったのか分からないよう様子だったが、そのうち落ち着いて雑談が始まった。

しばらくして、「贈る言葉の時間」が来た。
贈る言葉をいう順番をこだわって、泣ける場を作った。

一人ひとり贈る言葉を言い、入社から一番仲良くしてきた「Mさん」から贈る言葉、気丈な彼女は、最初は淡々と言葉を述べていたが、途中から涙声になった。彼女は最後まで涙はこらえる。

その次に、泣き上戸の「年配のFさん」から贈る言葉。最初から泣いていた。。。
もう、言葉にならない。本人も目頭を押さえていた。

そして最後に、本日の超目玉、専務からの一言だ。実は、専務が一番嫌がっていた。多分泣いてしまうから。という理由で。でも、専務が泣くことが目的の送別会なので、是非とお願いした。

専務は途中まで、しっかり話していたが、途中から涙を流した。そして、
「次の仕事をして、また戻りたくなったら、いでも戻っておいで!いつまでも待っている」という締めくくりで終わった。

参加者からは、「専務が泣くとは思わなかった」という反応。

中小企業は人が生命線である。
つまり、人材育成が企業の存続にかかわる。
でも、若手を育成すればするほど、自分の実力を試してみたくなり、外に目が向いてしまう。

ずっと専務はそのことで悩んでいたが、ある時「以前は、そんな悩みは無かった。これは、皆が成長したしるしだ!」と語ってくれた。そして、ずっと人材育成を続ける。
そして、この会社を卒業することも良しとする。

その悩みがクリアになった瞬間が、専務の「いつまでも待っている」という言葉になった。

職場がみるみる変わる物語は以上で終了します。この物語を書いている間にも、新しい物語が芽生えたので、それも書いていこうと思います。

専務の工場は、
前年が1.5億円の赤字が、今期は黒字化した(2009年11月現在)。後、4カ月頑張れば、5年ぶりの黒字になる予定である。

そして、今年黒字になれば、来年度以降間違いなく黒字というところまで改革が進んだ。

専務とは、今も交流を続け、専務は成長し、現場は活力に漲り、新しいビジネスを考えている最中である。

お読みいただいた皆様ありがとうございました。

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