コラム

Vol.75 今年やりたいこと(45歳以上のモチベーション向上策)

2017/02/07

Index

  1. 今年やりたいこと(45歳以上のモチベーション向上策)
  2. 夜の楽校のご案内
  3. 人事・教育担当者に読んで欲しい書籍

今年やりたいこと(45歳以上のモチベーション向上策)

日本の人口高齢化に伴い、年金の支給年齢引き上げ、そして定年が65歳に延長されようとしています。今の40歳代の定年時期になると、更に年金の支給年齢が引き上げられ、70歳定年になることが想定されます。一方で、一般的には45歳前後で能力がピークアウトする傾向にあります。特にエンジニアの方は、45歳を境に急激にアウトプットが乏しくなります。

人事制度を設計していると、人事担当者の皆さんから、「45歳以上の社員のモチベーションを上げる方法はないですか?」と尋ねられます。私は毎回「それは無理ですね。」と答えていました。そんな自分にずっと敗北感を感じていました。40歳前後で管理職に昇進した方は、その後も人をマネジメントすることや人を育成することで、更に会社への貢献を高めることができます。一方で、管理職に昇進できない事実に直面した人は、「自分も精一杯頑張ったんだけど」「これからどうしようか」と途方に暮れていると思います。会社からはお荷物扱い、本人も途方に暮れて、定年までの20年以上を過ごすのは両者ともに嘆かわしいことです。

ずっと人事コンサルタントとしてその解決策を模索してきましたが、ようやく昨年その扉を掴むことができました。

今年開催したいと考えているセミナーは、45歳前後の人を対象にした、新しい人生を生きるためのものです。その扉は、勇気があれば開けられます。そして、開けたときには、本当にやりたいことができる自分に遭遇できます。

【想定している対象者】
40歳前後の方。これまで人生を積み重ねてきたものの、何となく自分の人生が正しかったのか悩んでいる、または今後の人生に不安を持っている方。

【想定している成果】
これまで必死に生きてきて、まずはその人生を最善のものと受け入れる。その
後にありのままの自分につながることにより、新しい道を発見することを成果
にする。
新しい道は下記を想定しています。
(1)新しい自分を見つけて、社外に活躍の場を見つける。
(2)新しい自分を見つけて、社内で今の職場(職種)以外の活躍の場を見つける。
(3)新しい自分を見つけて、今の職場で新しい形の活躍の場を見つける。今まで必死に働いてきたがゆえに、一歩立ち止まって、自分につながり、家族や友達とつながり直すことにより、新しい自分に遭遇できます。

興味がある方は、お声掛け下さい。

夜の楽校のご案内

さて、今回は「夜の楽校」という企画のご案内です。グローセンパートナーまたはプライベートで培ってきた知見を「夜の楽校」という場で、皆さんにご紹介します。今後いろんなテーマで開催し、気軽な場にしたいと思いますので、皆さんのご参加をお待ちしております。

1回目は、ワールド・カフェをテーマに私が担当します。ワールド・カフェは、会議や討議のやり方なのですが、組織活性・内省支援・意思統合など様々な効果があります。私が登壇する研修などでは、時間が許す限り、必ず実施しています。それは、ものすごくパワーがある会議方法だからです。ただ、それは書籍で読んでも、YouTubeで見ても、体感しないと分かりません。今回の夜の楽校では、ワールド・カフェを体験してもらい、その良さを整理します。そして、企業内での活用事例を紹介します。

【日程】2017/02/17(金)19:00 ~ 21:00(受付18:40~)
【場所】オーセンティックワークス セミナー会場(新宿区四谷)
【費用】1,500円(会場代+軽食代)

是非、ご興味のある方はご参加ください。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓
本セミナーは受付終了しました

人事・教育担当者に読んで欲しい書籍

書籍名:『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』
著者名:リンダ・グラットン アンドリュー・スコット

私の人生に大きな影響を与えたランキング 昨年1位の書籍です。2007年生まれの子供は、日本では107歳まで生きる可能性が50%ということを前提に考えた場合の、人生設計に関する書籍です。今までは、「学ぶ」「働く」「リタイアする」の3ステップで人生のキャリア形成ができたが、年金受給の問題もあり、そのキャリア形成が難しいことを指南してくれます。

自分の人生を見直すため、社内の人事戦略を見直すため、職場の働き方を見直すため、絶対に読んだ方が良い書籍です。

「個と組織の成長を考えるメールマガジン」購読のご案内

グローセンパートナーのセミナー情報や、メンバーによるお役立ち情報をお伝えしています。

登録はこちら