Vol.93 心の成長をデザインする

2018.11.28

いつも有難うございます。グローセンパートナー/島森です。

新著「気づきを促す対話型研修のススメ」が11月7日に発売されました。
社内講師向けに、研修の設計方法・場づくりの方法・ファシリの方法をなどを
1冊にまとめました。興味ある方は、ご一読ください。

【honto】
https://honto.jp/netstore/pd-book_29347817.html

【楽天】
https://books.rakuten.co.jp/rb/15688611/

今年の3月から加藤洋平氏にアドバイスをいただきながら、成人発達理論を学
んでおります。

現在は、「Nine Levels Of Increasing Embrace In Ego Development」
という英語の論文を読んで勉強しています。英語ができない私にとってかなり
の抵抗感がありましたが、読み進めていくと意外と楽しいです!

今回は、エゴとは何か?エゴと心の成長の関連性について話をしたのち、
計画的に心の成長をデザインすることは可能なのかについて話をしたいと
思います。

詳しくは、
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グローセンパートナー メルマガ Vol.93

          『心の成長をデザインする』
      
                         
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───────────◆◇◆INDEX◇◆◇────────────

◆〔1〕心の成長をデザインする

◆〔2〕精神障がい者雇用の受入・採用・定着に成功する方法(セミナー)

◆〔3〕年末年始の休業について

◆〔4〕注目のセミナー情報

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┃1┃心の成長をデザインする
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まず、上記の論文でエゴをどう説明しているかというと、

エゴは、自分に内在した「安定性」「同一性」「一貫性」を守りたい欲求であ
り、人間はそれらを維持するために、自分に不都合な事実を自分に都合が良い
ように解釈する動物だと定義しています。

その解釈は、その人独自のものであり、習慣として身についています。
その解釈は、本人にとっては一貫性があるものですが、周囲からはチンプン
カンプンなロジックであることが多いです。

つまり、自分の身を守るもの・心を守るために形成された認知モデルがエゴ
です。

「自分」を守ることが目的なので、「周囲」にとってはマイナスなことも
あるかもしれません。

それが、組織活動(プライベートも同様)において、様々な問題を発生させる
と考えています。

例えば、
・自分のリスクを最小限にしたいので、言われたことだけする
・自分の知識・スキルの優位性を守りたいので、人の話をきかない
・自分の立場を守りたいので、マウントを取る
・自分の地位を守りたいので、意思決定はできる限り避ける
などなどが生じます。

成人発達理論は、この経験→認知→表出行動のレベルを体系的にまとめた
ものです。つまり、適切に心の成長をしていくと上記のような阻害行動を
とる可能性が少なくなります。

企業内で心の成長をしっかり支援できれば、
・若手に主体性・自主性を持たせられる
・45歳以上でパフォーマンスが下がるのを食い止められる
・パワハラ的なコミュニケーションをする上司が多様性を理解できる
・意思決定を先延ばしにする役員を減らすことができる
などの可能性を秘めています。

僕は英語が苦手で、英語の論文を読みたいなと思っていても、手間がかかる・
どうせ理解できないなどの勝手な思い込みがあり、それらを後回しにして
きました。

しかし、実際に経験してみると、30年以上前に英語を読んだときと感触が
異なっています(グーグル先生の活躍などもありますが)。そうした経験や
解釈の変化が心の成長に必要ということです。

少々悲しいことは、ある程度の強制力がないと行動しないということです。
僕も、加藤氏の強制がなかったら一生英語の論文を読まなかったと思います。

つまり、心の成長には、ある程度強要された機会+周囲のサポートが必要です。
多くの場合、エゴが「恐れ」「面倒」「不快」などの感情を生み出すので、
それらに抵抗できる強制力が必要になります。

この1年間、心の成長ということを念頭に置いて研修を組み立ててきました。
研修という場では、ある程度の「機会提供」と「講師からのサポート」が
できるので。

先日ふと考えたことは、人事制度の等級基準や行動基準も心の成長と連動して
いるということです。

そうであれば、階層別研修に「心の成長をデザインすること」が可能で
はないかと、想像が膨らみました。

それで、今までやったきた研修を軸に「心の成長をデザインする階層別研修」
のまとめに入っています。

成人発達理論に基づいて、適切な時期に心の成長を促進できれば、新入社員
から役員までの知性のレベルを向上させることが可能になります。

これらを下記の通りにまとめてみました。

ただ、理論的には「適切な機会」と「適切な支援」が必要ではあるが、その
行為によって必ずしも心の成長が促進されるかの約束はできないそうです。
(もちろんその可能性は格段に増すでしょうが)

【適切な時期と心の成長に必要な要素】

□新入社員時代(入社6ヵ月程度)
・他者という存在の理解(仕事の出来具合は他者が評価すること)
・他者からのフィードバック(賞賛・改善など厳しめのフィードバック)
・信賞必罰の仕組み(なぜルールがあるかの理解)

□若手社員(入社1年~3年程度)
・内省の習慣化(経験学習モデルの定着)
・自分の体験の内省(自分の成長を振り返る)
・将来思考の種まき(将来のキャリアを考える)

□中堅社員(入社5~8年程度)
・自分の独自性に気づく(自分の唯一無二の独自性に気づく)
・積極的な問題解決(問題に接近する主体性を身につける) 
・メンタルモデルの存在に気づく(内省ができる習慣作り)

□マネジャー手前(30歳~35歳程度)
・事実と解釈の違いに気づく(自分が引き起こしている習慣に気づく)
・自己洞察の習慣化(自分の感情・ニーズなどに向き合う)
・メンタルモデルの受容(深い内省ができる習慣づくり)

□役員手前(40歳~45歳程度)
・自分と他者との統合(メタ認知ができる)
・感情・思考・身体感覚の影響の理解(身体知の感度を上げる)

などを計画的に実施することができれば、心の成長をデザインできる
ところまで整理できました。

心の発達には、忙しさから脱却して、少しじっくり自分を見つめることが
必要なので、1泊2日研修は必要です。それに2週間の習慣づくり+2週間後の
WEBミーティングフォローで研修を組み立てようと考えています。

先日、3~5年目を対象に研修をやったときの感想は、

「最近、自分の中にあるモヤモヤした気持ちをどう言葉にすれば、また
どう対処すれば良いかが分からずに自己嫌悪に陥っていました。先生の
お話やメンバーと話をして、心が軽くなりました」

「多様性の理解や、捉え方の枠を広げるようにしたいと感じました。
自分がつらいのは、自分でシャットダウンしていることに気づきました」

ということがあり、自分が辛い思いをしているのが、自分が作り出して
いる解釈だと気づけました。そのような人が増えれば、メンタルの問題を
回避できるだけでなく、パフォーマンス向上にも寄与できると思います。

まずは、会社の成長・社員の成長のために、「心の発達面」も忘れては
いけないことを多くの皆さんに理解してもらい、その必要性を理解された
企業から、教育研修からスタートすることだと構想しています。

それほど多くの企業で一気に導入できませんが、興味ある会社さんから
一緒に着手していきましょう。興味のある方は、下記を返信ください。

======================以下メール返信ください======================

◆心の成長のデザイン(階層別研修)

□心の成長のデザイン(階層別研修)の資料が欲しい
 (階層別に必要な知識・スキル、捉え方の変容の一覧表も作成しました)
 リリースは12月4日の予定です。

□心の成長のデザイン(階層別研修)について島森と話がしたい

◆貴社名【         】

◆ご氏名【         】

======================以上メール返信ください======================

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┃2┃精神障がい者雇用の受入・採用・定着に成功する方法(セミナー)
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現在は、身体障がい者雇用が難しくなり、またハローワークでは身体障がい者
より精神障がい者就職の実績が大きく上回っています。

障がい者の法定雇用率も間違いなく上昇傾向にあるでしょう。

今回は、今後採用機会が増えてくる精神障がい者雇用の動向・法律だけではな
く、実際の「受け入れ体制作り・採用方法・長期定着の方法」について、実際
に障がい者雇用のコンサルティングをしているスタートラインのコンサルタン
トをお呼びして情報交換を行います。

来期に向けて障がい者雇用計画があるご担当者様、中期的に障がい者雇用を
強化したいご担当者様、今後検討される皆様に是非お越しいただきたいと思い
ます。

■開催要項
日時:2019/01/10(木)10:00~11:40
場所:インクル MARUNOUCHI
   東京都千代田区丸の内3丁目4番地1 新国際ビル5階 536区
  【有楽町・日比谷駅から向かう場合】
   有楽町線「有楽町駅」D3出口直結
定員:16名
費用:無料
講師:インクル MARUNOUCHI 事業責任者 眞島 哲也氏

■詳細・申込

2019/01/10開催【精神障がい者雇用】事例から学ぶ精神障がい者雇用の受け入れ・採用・定着

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┃3┃年末年始の休業について
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グローセンパートナーは、下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
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休業期間 : 2018/12/22 (土) ~ 2019/1/7 (月)
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新年は、1/8(火)より通常営業を開始いたします。
皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願いいたし
ます。

■お問い合せ・資料請求・セミナー申込
休業期間中にいただいたお問い合せ(資料請求、セミナー申込等)につきまし
ては、1/8(火)以降の対応となる場合がございます。あらかじめご了承くだ
さい。

詳細は下記よりご覧ください。

年末年始休業のお知らせ

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┃4┃注目のセミナー情報
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■【夜の楽校】声紋分析で自分の心の声を聞いてみましょう!
 +ワークショップでの効果検証
先日開催した「声紋分析セミナー」の内容をグレードアップして開催します。
声の ”振動数(周波数)” を分析すれば、今の自分の状態を客観的に見るこ
とができます。そのツールを、声紋分析を読み解いた柊木匠先生をお呼びして
体験をしていただきます。

【日時】2018/12/07(金)19:00~21:00
【費用】2,000円
【申込】http://www.growthen.co.jp/seminar/20181207/

■【無料セミナー】研修を内製化するときの研修の設計方法(階層別研修編)
本セミナーでは、等級制度から教育体系を策定する方法、研修の中身を設定す
る方法について学びます。短い時間ではありますが、1つの階層の研修を設計
するまで、演習を実施します。

【日時】2019/01/16(水)10:00~12:00
【費用】無料
【申込】http://www.growthen.co.jp/seminar/20190116/

■【無料セミナー】社内研修内製化を進めるポイントとやらされ感ない研修の
組み立て方

【日時】2019/01/18(金)10:00~12:00
【費用】無料
【申込】http://www.growthen.co.jp/seminar/20190118/

■【夜の楽校/新春企画】仏教からみたティール組織とは
  ~仏教的視点で考える組織のあり方とは~

【日時】2019/01/18(金)18:30~21:00
【費用】1,500円
【申込】http://www.growthen.co.jp/seminar/20190118-2/

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。