階層別研修
(講師派遣型)

評価者研修

評価者研修の特徴

マネジメント力・コミュニケーション力の強化

一般的な評価者研修は、評価スキルの向上を目指しますが、グローセンパートナーは、評価制度をマネジメント機能・コミュニケーション機能を強化する手段と捉え、評価制度を運用するためのマネジメント力の強化、コミュニケーション力の強化も含めて評価者研修を設計します。評価者としての役割認識、マネジメントスキル、面談スキルなど向上させたいスキルを明確にし、評価制度の定着・運⽤のために、マネジメントサイクル定着や部下とのコミュニケーション⼒向上を目指します。

スキル定着をゴールに研修を設計

オンライン研修の定着に伴い、研修スタイルを「スキル定着型」にしています。1回の研修で1つのスキル習得を目指し、研修を「事前動画」「オンライン研修(2時間)」「事後課題の共有」という流れで実施します。これにより、格段にスキルの定着や、参加者同士の情報共有が上がります。この研修を複数回実施することで、評価者に必要なスキル定着までを目指します。また、グローセンパートナーの研修は、対話型で進めます。押し付けではなく、受講者自らの気づきを元に変化を促す場づくりを行います。

解決できるお悩み・課題

・新たに⼈事制度で定義したマネジャーの役割を浸透させたい。
・会社が統合して、マネジャーのレベルのバラつきを抑えたい。
・組織が拡大して、マネジャーが増えたので、これを機にマネジメントレベルを高めたい。
・部門によってマネジャーのマネジメントレベルに差がある。
・研修を機に、現場でPDCAサイクルを定着させたい。
・方針策定・方針展開のレベルを向上させ、目標設定をしっかりさせたい。
・評価制度運⽤に加え、⽇常の部下のフォローアップも定着させたい。
・基本的な面談スキルをしっかり身につけて欲しい。
・部下のやる気を引き出す面談方法を身につけさせたい。

研修対象者

・部下を持つリーダー層・マネジャー・管理職・評価者
・これから評価者となる方

研修カリキュラム例

スキル定着研修

スキル定着型研修は、2時間×10回の研修と事前学習、事後課題の実践を通して、マネジメント・コミュニケーション・評価制度運⽤のスキル定着を目指します。

目標設定編・面談スキル編

事前学習(動画20分) オンライン研修(2時間) 事後課題
1 対話型コミュニケーションとは 対話型コミュニケーションのスキル 対話型コミュニケーション実践
2 マネジャーの役割とは マネジャーの役割とはの対話 マネジャー像の実践
3 方針の受け取り方と展開 方針の咀嚼方法のスキル 方針咀嚼の実践
4 MG-PDCAサイクル 問題解決のフレームの活⽤ 目標設定の実践
5 目標設定面談の技法 目標設定面談のスキル習得 目標設定面談の実践

進捗管理・評価・フィードバック編

事前学習(動画20分) オンライン研修(2時間) 事後課題
1 PDCAサイクルの定着 進捗管理の方法を設計する 進捗管理の実践
2 面談技術の向上 上司も成⻑する面談とは 中間面談の実施
3 評価とは 評価演習・評価ルールの理解 評価の実施
4 フィードバック面談の技法 フィードバック面談のスキル習得 フィードバック面談の実施
5 まとめ 成⻑と課題点の明確化 周囲からフィードバックをもらう

1日研修

1日で実施する研修のカリキュラム例です。

1日研修(目標設定編)

概要 内容
講義
グループ討議
1. 研修目的とスケジュール
2. アイスブレイク
本研修の目的とスケジュールの共有をします。また、アイスブレイクとして、コミュニケーションの難しさを学びます。
講義
演習
3. 戦略とは何か
4. 優秀なマネジャーが実践していること
方針を展開するうえでの戦略の理解や、マネジャーに求められる行動を理解します。
講義
演習
グループ討議
5. 目標設定の方法
6. 目標設定の事例研究
具体的な目標設定方法を理解します。目標設定の事例研究を行い理解を深めます。
講義
ペア演習
7. 目標設定面談の進め方 具体的な目標設定面談の方法を理解したのち、目標設定面談の演習を行い理解を深めます。
講義
演習
8. 人材育成の方法 内省支援・内的経験など、人材育成の手法を理論・実務の両面で説明します。
まとめ 9.マネジャーとしての時間の使い方
10.研修のまとめと振り返り
研修の振り返りを行い、マネジャーとしての時間の使い方を整理します。また、明日からの実行内容についてグループ内で発表してもらいます

1日研修(評価&フィードバック編)

概要 内容
講義
演習
1. 研修目的とスケジュール
2. アイスブレイク
本研修の目的とスケジュールの共有をします。また、アイスブレイクを実施します。
講義
演習
グループ討議
3. 目標設定の振り返り 実際に目標設定した評価シートを分析して、課題や改善策を共有します。
講義
演習
4. 人事制度の要点
5. 評価者の心構え
会社の人事制度の再共有と、評価者としての心構え・陥りやすいエラーなどを理解します。
演習
グループ討議
6. 評価演習 事例を使って評価演習を行います。評価制度の理解浸透、自分の甘辛の認知、目線合わせの必要性などを理解します。
講義
ペア演習
7. フィードバック面談の進め方 フィードバック面談と人材育成との関連を理解したのちに、3人一組になってフィードバック面談の演習を行います。
まとめ 8. 研修のまとめと振り返り 研修の振り返りを行い、明日からの実行内容についてグループ内で発表してもらいます。

研修内容

対話型コミュニケーション

心理的安全性を高めるメリットをを理解するとともに、なぜ心理的安全性を下げる言動をとってしまうのか、心の構造を理解します。さらに、⼼理的安全性を⾼めるための対話型コミュニケーションについて理解を深めます。特に、議論と対話の違いについて、テキストの解説と動画視聴に加えて、演習の⾏うことで、体験的に対話とは何かを理解します。

マネジャーの役割とは/リーダーの役割とは

優秀なマネジャーが実践している「組織のミッション」と「部下の強み」を結び付けることについて、理解を深めます。
①組織のミッションの理解度把握
②分解(ブレイクダウン)する方法の理解
③部下の強みの⾒つけ方
④強みに基づく役割分担の方法
など、現場を想定した演習を行います。優秀なリーダーが実践している「ありたい姿」と「端的に示す」について、「ありたい姿」を部下に伝わる言葉にする演習を行います。

方針とは何か/方針の受け取りと展開

方針とは何かを簡潔に理解します。「会社の究極の目的とは何か」を理解したのち、会社を取り巻く環境変化、会社として「変化」し続けなければならないことを理解します。方針は会社の経営資源の再配分を示すもので、マネジメントは現場の時間配分を変えることだと理解します。時間配分については、重点施策(時間を増やすこと)とともに、やめる施策(時間を減らすこと)も決定します。

MG-PDCAサイクルの定着

組織のミッションを受け取り、自部署のゴールを設定して、そこからPDCAサイクル(仮説・検証のサイクル)を回す方法を理解します。実際に、会議体を設計して、進捗管理ができる組織を目指します。

課題解決のフレームワーク

業績目標・重点課題目標の目標設定のポイントを理解します。定量目標・定性目標の設定方法が異なりますので、そのあたりの理解も深めます。また、実例を提⽰しながら、正しく目標設定するポイントについての理解を図ります。

目標設定の事例研究

受講者の自社事例を⽤い、良い点・悪い点を抽出しながら、目標設定の理解を深めます。自社の事例を使うことで、理解が促進します。

目標設定面談のポイント

目標設定において、適切な目標設定を⾏うためには、目標と上位方針との整合性、評価指標の明確さ、測りやすさ、チャレンジングかつ現実的なレベル設定がされているかがカギになります。上司が納得できる目標設定ができていない場合は、上司がコーチングの技術を使って、本⼈に適切な目標設定を促せるようにします。

相互変容1on1

成人発達理論の観点から、心の成長は「認識の変化」にあります。通常、上司側が目指すのは、自分の認識は変えないが部下の認識は変化させたいとう思惑面談です。これでは、部下が抵抗を示したり、分かったふりをするので効果が上がりません。まずは、面談の位置づけを「上司の認識を変えるためのもの」と意識を変えることからスタートします。

評価演習(評価の目線合わせ)

受講者の自社事例に基づいたケーススタディを作成し、現状に合った演習が可能です。また、どのようにフィードバックすれば育成の「気づき」に繋がるのか理解を深めます。

評価とフィードバックのポイント

評価とフィードバックを正しく⾏うためのスキルを、演習をとおして実践的に習得します。そのために、評価の方法、陥りやすい各種エラーを正しく理解し、実務において適正な運⽤を⼼がけることや、部下の納得感を得る評価能⼒を身につける必要があります。また、「部下の納得感」と「育成指導」という2つの観点から、部下に正しくフィードバックし、来期目標への反映を図るコツ・動機付けの仕方などを学習します。

評価フィードバック面談の演習

上司役と部下役とで面談演習することにより、部下の本⾳の話を聴くことができる深い面談を実施できることを目指します。
①自分がいかに固定観念で部下の話を聞いているか?
②部下の本⾳を引き出すためには、聴くに徹する
③部下の本⾳を引き出すことで、自分の内省機会にもなる
これらを体験をとおして理解します。

受講者の声

新しい価値を創造するために取組む新たな仕事を⾏うためには、やめる業務、任せる業務を明確にすることが大切だということがわかった。

コミュニケーションを密に、方針を皆で共感、納得しながら、環境変化に適応する⼈材、組織を推進させていきたい。

定量目標・定性目標に適したアクションプランの設定と実⾏性を確認する指標の設定の重要性を再認識した。また、目標実現にはメンバーと定期的な対話が重要であることも再認識。

目標設定にあたっては、曖昧な⾔葉を排除し、誰が読んでも同じレベルの理解を共有できるように記載することが重要と感じました。

面談をするとなかなか相⼿が話してくれず、⼀方的にこちらの想いを伝えてしまうことが多いのですが、「それを聞いてどう思いますか︖」等、聞きだしていたのが、とても参考になりました。

人を動かすことができていないと、反省させられました。特に、他の部門との話が出来ていないことを痛感しました。

部下に評価と期待を伝えるだけでなく、部下から上司への要望を聞き出してそれにコミットすることが大事だと感じました。

事実に基づく毅然とした態度が必要ということがわかりました。また、最初の面談のときの意思の疎通、目標の明確化が評価を⾏い、フィードバックする上で極めて重要であることを再認識しました。

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