社内研修支援サービス

利用例

社内研修支援サービスをどのように活用して研修内製化を進めていけばよいのか、
階層別に研修の組み合わせ例をご紹介します。

新入社員研修

新入社員研修は、配属前に習得したいマナー・仕事の進め方・コミュニケーションの習得を目指します。研修は、インプットとアウトプットを繰り返しながら、できる限り集合研修の場で、スキルが定着できるように設計しております。また、研修の受講と同時に、同期とのネットワーク作りや、お互いに相談できる仲間づくりを目指します。

新入社員フォローアップ研修

新入社員フォローアップ研修は、入社6ヶ月ごろを目処に開催して欲しい内容です。職場に慣れ始めて、不平やストレスが溜まっている状態のガス抜きを目的に設計しています。自分の中の固定観念に陥ると、離職を考えたり、メンタル不調に陥ったりする可能性がありますので、自分の中にある固定的な考え方を外す練習や、同期と思いっきり話をすることでストレスを発散する構成になっています。同時に、メンタルヘルスの維持・予防に向けた知識を習得することにより、自分を立て直す力を身につけます。

OJTトレーナー向け研修

新入社員の成長は、職場の環境に大きく左右されます。特に、OJTトレーナーの関わり方によって、成長度合いは大きく影響を受けます。OJTといっても、その仕組みは言語化されていない職場が多いように感じています。
OJT研修では、OJTトレーナーのスタンスや、基本スキル(関係構築・目標設定・ティーチング・フィードバック・リフレクションのスキル)を中心に学んでいきます。後半は、ケーススタディーを交えながら、実務に落とし込めるようにサポートします。
また、OJTトレーナーが孤立しないように、周囲の巻き込みの必要性についても理解します。
新入社員の育成支援もありますが、「教えるスキル」「関わるスキル」をしっかり習得することで、今後のリーダーシップ発揮にも役立てられる研修構成にしてあります。
また、これを機会に、ティーチング&コーチングのスキルを向上させることもおすすめです。

3年目社員研修

一般的な企業では、入社3年目は「一人前」の1つの区切りになります。「一人前」として仕事ができるようになったのかという振り返りと、次のステップに向けて、セルフマネジメント力の強化(段取り力の強化)や、巻き込み力の強化が必要になってきます。つまり、一人前の区切りと、次のステップを描くことが3年目研修の目的になります。
1日目は、一人前の区切りと、次のステップを描くことを行い、2日目は会社・職種によって必要なスキルを選択する2日間構成がおすすめです。
これまでの振り返りを同期同士でじっくり行い、再び交流を深めることで、より気づきが深い研修になるでしょう。

中堅社員研修

中堅社員は、2つの軸での能力開発が必要になります。1つ目は、専門性の追求です。自分の力で学び、お客様の要望や職場の状況に合わせて加工し、付加価値にしていくサイクルを身につけることです。2つ目は、周囲に割く時間を増やすことです。
専門性を上げて、付加価値を上げることで、自律的に仕事ができ、効率よく仕事を回すことができることが先で、余った時間で周囲との関りを増やします。
その時間配分の変化を理解することが1つのカギになります。1日目はそれを学び、2日目は会社・職種によって必要なスキルを選択する2日間構成がおすすめです。

管理職研修

管理職になると、2つの軸での時間配分に気を配る必要があります。1つ目の軸は、将来に向かってありたい姿を作るという視点です。課題を設定して、現状を変えていくというマネジメントです。2つ目の軸は、職場の関係性構築や人材育成などソフト面の土台を整える視点です。こちらは、人材育成・コミュニケーションに包含されるでしょう。その2つの軸で、何をしてどのようなことに時間を割くべきなのかを1日目に理解します。
2日目は、管理職に知識として理解して欲しい、労務管理・評価運用・メンタルヘルス・ハラスメント防止の知識習得を軸に実施します。

2日間でマネジメントの基礎と管理職に必要な労務&職場管理の知識を習得できます。

上級管理職研修

上級管理職研修として、主に将来を描く力を身につけます。部長クラスになると、方針含めてありたい姿を明確にすることが主な仕事になります。方針という表現のスローガンや単なる数値目標の設定にとどまらないように、戦略とは何か?方針とは何か?の基礎理解から、イノベーションの起こし方までを学びます。後半は、実際に方針策定を完成させるまでを実際にやってみます。
上級管理職向けの方針策定についても理解を深めることができます。