コラム
デヴィッド・R・ホーキンズ博士の意識の理論から学べること
意識レベルが現実に与える影響とは?
コラム記事
2025/10/29
デヴィッド・R・ホーキンズ博士(David R. Hawkins, M.D., Ph.D./1927–2012)は、アメリカの精神科医であり、意識研究の先駆者、そしてスピリチュアルな探究者として知られています。医学・精神医学の専門家として臨床に携わる中で、人間の「意識のレベル」を体系的に測定・可視化した『意識のマップ(Map of Consciousness)』を提唱しました。
この理論は、「真理と偽り」「力(Force)とパワー(Power)」といったテーマを扱いながら、意識を“測定可能な周波数”として捉えた点に特徴があります。科学や心理学の枠を超えて、私たちの内面世界をエネルギーとして理解するアプローチです。
多少スピリチュアルな部分も含まれますので、苦手な方はご注意ください。興味がある方には、ぜひ参考にしていただければと思います。
ホーキンズ博士の主張
1.思考は“周波数の結果”である
私たちは「自分で考えている」と思いがちですが、実際には、思考はその時の意識レベル(周波数)の影響を受けます。例えば、低い意識(恐れ・欲望・怒り)の状態では、自己中心的な思考が増え、逆に高い意識(愛・理解・平和)の状態では、調和の取れた思考が生まれやすくなります。つまり、今どのような思考が浮かぶかは、自分の周波数が決めているのです。
2.身体は周波数に正直に反応する
身体は意識の波動を反映します。人は言葉では真実を装えますが、波動は嘘をつきません。
高い意識(愛・誠実・慈悲)の状態では、身体はリラックスし、エネルギーが整います。
一方で、低い意識(憎しみ・恐れ・罪悪感)に支配されると、身体は緊張し、力を失います。
自分の身体がどのように反応しているかを観察することで、自分の内面を知る手がかりが得られます。身体は常に、心の“本当の状態”を教えてくれているのです。
3.自分の周波数を知る方法は「感情の観察」
感情は、意識の波動を翻訳した“言語”です。恐れ、不安、怒り、罪悪感などは、低い周波数のサインです。一方で、感謝、愛、穏やかさ、理解などが湧いているなら、高い周波数と共鳴しているサインです。自分の感情を丁寧に観察することが、今の自分の意識レベルを知る最も確かな方法です。
4.周波数を決めるのは「外の出来事」ではなく「内側の反応」
他人がどう行動しても、あなたがどう“感じるか”が現実を創ります。
人間関係もまた、自分の意識レベルの鏡です。誰かを非難する心は、自分自身のエネルギーを弱めてしまいます。許しとは、相手を解放することではなく、自分を癒す行為なのです。
5.周波数を上げるとは、「抵抗を手放すこと」
意識の変化は、何かを“得る”時ではなく、何かを“手放した”時に起こります。
「もっと良くならなければ」と力むことは、今の自分を否定する“抵抗”でもあります。
苦しみは出来事そのものではなく、それを拒む心から生まれます。感情を押し込めるのではなく、「いま感じている自分をまるごと受け入れる」受容の姿勢こそが、意識の周波数を一瞬で変える力を持っています。
6.現実を変える根本的な変化
現実を変えたいなら、思考を変えようとする前に、まず自分の“意識の周波数”を整えることです。
思考は原因ではなく結果。根本的な変化は、周波数が変わることで自然に起こります。
抵抗を手放し、愛・感謝・平和といった高い感情に共鳴し、「今この瞬間にいる」こと。
それが、最も穏やかで確かな現実変容の道です。
島森の要約
・思考から感情が生まれるのではなく、感情(=周波数)が思考を引き寄せる。
・自分の周波数を知るいちばん確かな方法は、「今の感情」を観察すること。
・感情が整うと、思考が澄み、現実に映し出される世界そのものが変わっていく。
皆さんにトライしてほしいこと
思考が渦を巻き、ネガティブな感情に飲み込まれそうになったときは、
まず深呼吸をして、自分の感情を“ポジティブな波”へとチューニングしてみてください。
すると、不思議と頭の中の思考が静まり、心に余白が生まれます。
これから起こる出来事に対してネガティブな感情が湧いたときも、
「この出来事が良い方向に流れていくとしたら、どんな感情だろう?」と想像し、
その感情に少しずつ寄せてみてください。
その瞬間から、創造される現実の流れが変わり始めます。
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