コラム

Vol.140 管理職を忙しさから解放するために

2022/07/21

Index

  1. 管理職を忙しさから解放するために
  2. 動画で学ぶ人事制度セミナー│評価制度設計編
  3. HRカンファレンス2022春を終えて

1. 管理職を忙しさから解放するために

なぜ管理職の方は忙しさから抜け出せないのでしょうか?
忙しさから抜け出せない、企業の生産性が上がらない根底にある理由を、成人発達理論の観点から解説します。

結論から言うと、管理職・マネジャーが「正しさにこだわってしまう自分」から脱却する必要があると考えています。

正しさへのこだわりは成人発達理論では自己主導型の段階(オレンジ段階)でよく生じます。この段階の人は、長期的なビジョンや目標を描いて、そのゴールに向かって自分の意志で行動ができるのが特徴です。一方で、それを考えた自分自身を「正しい」と考えてしまいがちです。

背景にあるのが、自分は「正しくなければいけない」という固定観念です。「自分が正しい」と思って行動・意思決定するので、周囲からは、時には強引に思えたり、マイクロマネジメントに見えたりします。オレンジ段階の人は「正しさ」を論理的に説明するスキルに長けていることも多く、部下が議論しても勝てません。何度も負けると、多くの部下はやる気を失います。このパターンが固定化すると、管理職は自分の正しさの盲点に気づけなくなります。自分の正しさに(時には無自覚的に)相手を従わせるようになっていきます。

▼続きはこちらからご覧ください▼
https://www.growthen.co.jp/column/20220613/

2.動画で学ぶ人事制度セミナー│評価制度設計編

動画で学ぶ人事セミナー、第3回目は「評価制度設計編」です。
評価制度とは何かを理解し、評価制度運用の難しさ、評価制度運用のポイントを理解します。評価制度は緻密に設計しても、調整機能は必要であることから、どこまで緻密に設計して、絶対→調整→相対評価でフィードバックしにくくなることを軽減する方法をお伝えします。特に、マネジメント・人材育成に主眼を置いた評価制度の設計について重点的に説明します。最後に、評価制度運用のための業績評価シートや行動評価シートの作成方法、評価基準の設計方法についてもお伝えします。

▼学びの流れ
お申込みされた方へ下記をお送りします。
動画は約1ヶ月閲覧できますので、期限内のご都合のよいときにご覧ください。
 ・動画URL
 ・テキスト教材(PDF)
 ・事後課題シート(Excel)

▼動画で学ぶ人事制度セミナー│評価制度設計編
評価制度の基礎知識 /評価制度設計のポイント
締切: 2022/07/04(月)17:00まで(申込締切)
申込: https://www.growthen.co.jp/seminar/20220704/
※申込締切後、1週間以内に動画視聴URLをお送りいたします。

3.HRカンファレンス2022春を終えて

5月19日のHRカンファレンスにて『成人発達理論を応用した自律型人材の育て方~新入社員・若手社員に求められる心の取り扱いスキルとは~』と題して、成人発達理論の概要、成人発達理論の新入社員・若手社員育成への活用について、お話させていただきました。当日はチャットやアンケートでたくさんのご質問や感想を頂き、このテーマへの関心の高さが伺えました。

皆さまから頂いたご質問に対して、回答をまとめましたので、ご覧ください。
・無自覚なものに気づくきっかけは?
・若手の自己開示力を高める方法は?
・自己開示が高まると、どのような効果で離職防止になるのか?
・内省の概念の理解に上手な方法があれば教えてください
・ 内省のための上手なファシリテートとは?
 各人が自ら成長していける内省支援の方法は何かありますでしょうか?
のようなご質問に回答しています。
https://www.growthen.co.jp/column/20220519/

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