コラム

Vol.158 同期との交流で捉え方交換の機会を創る

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2023/12/22

同期との交流で捉え方交換の機会を創る

ある会社の工場長研修の翌日、工場長の皆さんとプライベートで釣りに出かけました。車の中では、工場長同士で研修での気づきや日常の悩みについて雑談していました。

この光景は、以前経験した研修での出来事を思い出しました。
研修中、人事部長が後ろで見守っていて、
「リーダーシップを発揮しているのは○年入社の同期です」
「リーダーシップを発揮しているのは同期で、定期的にバーベキューしています」
といった所見を何度かいただきました。

私が出光興産に属していたときも、同期が仲良く定期的に飲み会をしていました。現在も不定期ではありますが、同期での飲み会を開催しています。

抱えている悩みや同じ研修を受けてどのように感じたかを共有し、捉え方の交換をすることは、視点が拡大すると考えています。飲み会でも、趣味を一緒に行う、定期的にバーベキューをするのでも良いのですが、
・いま感じていることや悩み
・いま職場で起こっている問題
・いま考えている将来の構想
などをお互いに共有し、捉え方の交換することにより、多視点が身につきます。

リーダーシップを発揮するためには、多視点の認識が必要であり、自分を客観的に見つめることも重要です。特に、同期は異なる職場に配属されることが多いため、そこで起きていることや悩みを共有することで、他部門の視点が自然に身につくと思います。

コロナ禍では飲み会もままなりませんでしたが、ようやく気兼ねなく交流できるようになりました。多視点を身につけようという目的で飲み会を開催する人はいないと思いますが、悩みを聴いてもらい、共感してもらい、すっきりもできる同期の集まりを企画してみてはいかがでしょうか?

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