コラム

人材育成事例
【マネジメント研修】研修でも現場の動きが変わる

2020/01/31

背景と目的

ある企業(サービス業)でマネジメント研修を実施しました。成長企業で合併を繰り返しているので、マネジメントの強化とマネジメントレベルの均一化が課題でした。

研修のねらい
マネジメントの基礎を学び、当社らしいマネジメント行動について考えていきます。
①一般的なマネジメント行動を学ぶ
②経営理念に基づく、当社らしさ・自分たちらしさを加味したマネジメント行動を考え組織に定着させる

実施した内容

役員全員+マネジメント層80名と大規模な研修を1泊2日で実施しました。

1.1泊2日研修

  1. 雑談・議論・対話のコミュニケーションの違い
  2. 一般的なマネジャー像のインプット
  3. PDCAサイクルの理解と定着方法
  4. 人材育成の方法
  5. 当社のマネジャー像の共有
  6. 自分らしいマネジャー像の設定

上記にケーススタディを入れながら、じっくり情報交換しながら進めました。

参加者の感想
・対話の大切さを理解したので、メンバーと対話を大切にコミュニケーションしていく。
・今回初めてPDCAサイクルについて学んだので、本当に良かった。
・お互いに考えていること・困っていることが一緒で安心した。
・ここまで会社が自分たちに投資してくれているので、業績で返したい。

2.自分らしいマネージャー像を実行、毎週レポート共有

1泊2日研修のあとで、①経験学習モデルを使って、「⑥自分らしいマネジャー像」の実行を1ヵ月間してもらいました。それを、毎週レポートに書いてもらい、社長含めて全員に共有しました。

3.成功体験・失敗体験の共有

自分らしいマネージャー像の成功体験・失敗体験を、1ヵ月後に1.5時間のWEBミーティングの場を使って共有しました。

マネジメント研修の成果

WEBミーティングでの意見交換を中心にお伝えしたいと思います。

1.研修後のフォローアップの必要性

・研修後の熱量は高かったが、現場に戻るとついつい忙しくて、現場にまみれてしまう。
・研修で忘却曲線という話を聞いたが、確かに教えてもらったことは忘れ始める。
・忙しくて、なかなか実行に移せない。

などの意見があり、毎週のレポートは定着に有効でした。また、WEBミーティングの場を使って、お互いの進捗確認や悩みの共有ができて良い場になりました。

2.研修内容を現場で活かす

この会社のマネジメント層の素晴らしいところは、学んだことをしっかり現場で活かしていることです。

・メンバーと対話の時間を持って、部下の意見に耳を傾けるようになったら問題がうまく解決するようになった。
・メンバーとコミュニケーションを取る際に、思いや感情と事実を切り分けて状況を確認するようになった。
・対話型の会議に変更することにより、メンバーからの意見がでるようになり、発言が活発になった。
・学んだPDCAサイクルを、営業部門の標準報告フォームに盛り込み、全国で統一基準として進捗管理ができるようになった。
・全社総会で、ワールド・カフェを使って対話型の会議に変更する。

研修がなかなか現場の変化に結び付かないという見解が多いですが、忙しい中でも現場の変化を促進できることが分かりました。この会社の特徴は、理念浸透型の経営をしており、素直な心が綺麗な従業員が多いことです。研修の成果は、素直さ・心の綺麗さなども関連するのだと感じた研修でした。

あとは、アフターフォローを充実した方が研修の成果が出やすいと感じました。週1回のレポートの報告先に、社長や人事役員を入れることで、現場の気合が入ったようでした。

現場の変化を促すマネジメント研修に興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

「個と組織の成長を考えるメールマガジン」購読のご案内

グローセンパートナーのセミナー情報や、メンバーによるお役立ち情報をお伝えしています。

登録はこちら

最新セミナー情報