コラム
Vol.103 ベテラン社員を輝かせるLIFE SHIFT支援に向けて
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2019/10/23
Index
- LIFE SHIFT休暇の報告とベテラン社員のLIFE SHIFT支援に向けて
- 働き方改革に向けて「会議の削減」を進める研修(事例紹介)
- 注目のセミナー情報
いつも有難うございます。グローセンパートナー/島森です。
7月からLIFE SHIFT休暇を取っており、1つの区切りというか、自分の中で起こった気づきについてご報告します。多くのセッションやカウンセリングを通して、僕自身が「開いてない」「閉じている」というフィードバックを何度が受けてきましたが、その意味を十分に理解できず5~6年が経過していました。「開いてない」「閉じている」ことで、どうやらエネルギーが巡っていないことは理解していました。ただ、自分では「開く扉」がどこにあるのか、さっぱり分かりませんでした。
今回、「開く」を体験できたので、それをシェアしたいと思います。
1.LIFE SHIFT休暇の報告とベテラン社員のLIFE SHIFT支援に向けて
「開いて」分かったことは、この15年間、外の世界が「危険」だと思って、「反応」の世界を生きてきたという衝撃でした。
まずは、「反応」とは何かの説明をします。私たちは、自分の意思で、自分の選択で、自分の人生を生きていると思っていますが、多くの人は反応に影響を受けて生きています(反応はエゴ・自我みたいなものです)。それは、親からのしつけという圧迫だったり、思春期の友達からの仲間外れだったり、社会人になってからのストレスなどが、自分で抱えきれなくなったときに起きる無自覚な防御反応です。
この反応は、どの動物も保有している「生き延びたい」「危険を回避したい」という生存本能から生じます。生存本能をつかさどる脳の部位は、線条体・基底核・脳幹・脊髄といった爬虫類時代から保有している古い脳です。この脳の働きによって、動物は敵に遭遇するとアドレナリンが分泌され、「戦う」「逃げる」「固まる」を瞬時に判断して行動に移します。これが反応にあたります。
これは、生命維持のために必要な機能なのですが、現代人は敵に遭遇したり、餓死することは滅多にありません。現代人は、その代わりに「自分の正当性」を守ります。それが、脅かされると、相手に対して怒りをぶつけたり、危険を回避したりする反応的な行動をとることが多いといえます。
僕がこの15年味わっていた反応は、仕事というプレッシャーからの危機回避でした。人事コンサルタントとして知識を身につけたり、講師スキルを上げたり、段取り良く仕事をするのは全部の回避行動の一貫でした。この回避行動で危険回避をできたことも沢山あります。
一方で、表面的な仕事をしたり、メンバーに強引に仕事を振ったりしながら、無自覚に自分の仕事を軽減する作戦を取ってきました。自分の身を守る一方で、メンバーに負荷をかけることをしてきたことに気づきました。
一旦、扉を開いてみたら、「寂しい自分」「独りぼっちの自分」「それでも頑張ってきた自分」がいました。すごくみじめな感じで、新幹線の移動中に関わらず、大きく顔が歪む自分が分かりました。そして、その後にあふれてきたのが多くの皆さんへの感謝でした。こんな世界に自分が生きてきたことへの驚きと、この世界が「安全」であることの理解でした。
今後の人生は、平穏に、かつ自由な感じで自分がやりたいことを軸に過ごしていきたいと思っています。気の合うメンバーと一緒に、世界観を共有できるお客様と一緒に新しい時代を切り開いていきたいと思います。
自分が開き、徐々に感情的な表現もできるようになってくると、心から湧きおこる躍動感も感じられるようになりました。そして自分がやりたいことも明確になってきました。
やっていきたいことの1つにベテラン層のLIFE SHIFT支援です。
会社からすると、45歳前後でピークアウトした人材の処遇というより、どこで活躍させるかが悩みどころです。45歳~65歳まで働くとすると、ゆうに1億円の人件費がかかります。企業が負担に耐えきれなくなる時期が、近いうちに到来すると思います。その前に、LIFE SHIFTができる可能性を提供したいのです。
45歳を過ぎると、段々面倒になってきて「反応」が増強されます。これにより攻撃的な人や、完全に閉じた停滞人材になってしまいます。
そこを助けたい!!!
本人は、自分の能力、自分の輝きで社会に貢献したいと思っています。「反応」を緩和し、世の中が安全だと理解してもらい、新しい一歩を踏み出すサポートが可能です。
そこを丁寧にやってきたいです。
10月24日に、65歳定年延長を見すえて「ベテラン社員にLIFE SHIFTを促す研修」の体験会を企画しております。この日は僕に起こったことも含めて、45歳以上のベテラン社員に対するLIFE SHIFTの方法と、企業側のなすべきこと・できることを提案したいと思います。
僕の体験を聞きに来てください。ベテラン層を輝かせる方法を一緒に考えましょう。
「ベテラン社員にLIFE SHIFTを促す研修」の体験会
【日時】2019/10/24(木) 13:30-17:00
【費用】無料
【申込】https://www.growthen.co.jp/seminar/20191024-2/
2.働き方改革に向けて「会議の削減」を進める研修(事例紹介)
働き方改革に向けて、会議の効率化が一つのカギだと思います。無駄だと思いつつ、なかなかメスが入れられない会議の効率化。心の成長の観点から「阻害行動」「隠れた目的」をお互いに共有することで、本音の議論を誘発し、それにより会議の効率化を進める研修ができました。
【実施内容】
・1日研修
・「阻害行動」「隠れた目的」の共有を行い
・その後会議の効率化について議論
【研修内容】
https://www.growthen.co.jp/service/training/lineup/213/
この内容に阻害行動の発見の演習を組み込みます。
【事例・効果】
◆グループ全体で1,000名 対象の関連会社100名 に向けた研修
◆実施効果
・270時間の会議時間の削減
・約1,000万円/年間の生産性向上
・立って会議をやるスペースの確保
・7時間×20名=140時間の投入で、1ヵ月の会議時間分を回収
を実現しました。
テキストサンプル閲覧をご希望の方、研修に興味のある方は、こちらからお問い合わせください。
3.注目の無料セミナー情報
■【社内講師向け】インストラクター養成講座
社内で講師を実施するインストラクターに研修実施のノウハウをお伝えするセミナーです。実際にプレゼンテーションの体験もします。「人前で話をするプレゼンテーションスキル」「質疑応答のスキル」「緊張しない方法」などをお伝えします。
【日時】2019/10/24(木) 10:00~12:30(受付9:40~)
【費用】無料
【申込】https://www.growthen.co.jp/seminar/20191024/
■【人事制度セミナー│評価制度編】働き方改革の一環で、評価にかけるムダを根絶
本当に生産性向上を目指す会社にとって、「本当に評価って意味があるのだろうか」「現場が納得しない」「評価確定に時間をかける意味があるのか」など思っている企業にその改革のきっかけをお届けします。
【日時】2019/10/25(金) 10:00 ~ 12:00(受付09:40~)
【費用】無料
【申込】https://www.growthen.co.jp/seminar/20191025/
■【研修内製化】コンテンツの体験会&インストラクター養成講座(仕事の段取り力の強化研修)
~新入社員・若手社員向け 仕事の受け方とPDCAサイクル定着のために~
【日時】2019/11/12(火)10:00 ~ 12:00(受付09:40~)
【費用】無料
【申込】https://www.growthen.co.jp/seminar/20191112/
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