コラム

Vol.17 柳月訪問記 PART2 社長はアイデアマン

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2009/08/06

Index

  1. 柳月訪問記 PART2 社長はアイデアマン

柳月訪問記 PART2 社長はアイデアマン

柳月さんの訪問記の第二弾です。

今回は、
1.社長が最前線に立つこと
2.経営には理念が必要なこと
3.現場を支える社員教育
のうち、1.の社長が最前線に立つことをご紹介していきます。

びっくりしたのは、「社長はアイデアマン」ということです。経営者である私も頭が下がるほど、経営・商品・売り方を考え、考え抜いた結果のアイデアがいろいろ紹介されました。

背景として、帯広という厳しい立地、創業者の父親が健在であり、父親を説得するための材料として知恵を絞りだした感じです。ちなみに、父親は、同業者には迷惑をかけるなということで、必ず同業者から500M離れた場所で店舗開業するように指示したらしいです。
「勝ちぐせをつけろ」
「1歩上の敵に勝つ」
など実行してきた経営者たる名文句を連発していました。

具体的なアイデアは、

店舗のオープニングイベントでは、ニクソン・ショック時に、「1000円お買い上げで、1ドルプレゼント」という企画を考えた。チラシに「5円(ご縁)」を貼り付けて、駅前で渡した(私が小学校のころに流行ったが、その先駆者だったようです)。それらの販促DMを、新聞社・テレビ局にも送付し、オープニングにメディアも呼ぶことができた。

初めての札幌三越への催事出店では、声かけの一言を徹底的に考え、「お世話になったお隣の人へどうぞ!」という声をかけて大ヒットし、常時出店できるようになった。

初めての釧路出店では、魚価が高騰した時期を好機と判断して、魚のお土産が5000円ぐらいすることろを、お菓子で2000~3000円という価格帯を宣伝し、お客さんの心を引き寄せた。

などなど、洞察力・先見性・執拗なまでの執念を感じる具体例を紹介していただきました。経営者が最前線に立つからこそ生まれる、店舗戦略・商品戦略・販促戦略の大切さを感じました。

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